調剤薬局最前線
新型コロナウイルス感染症への対応(4)(特別号)
来局者数減・長期処方急増の中、患者への「セルフメディケーション」支援
●5月度の処方せん回数は前年比24.3%減 止まらない医療機関への受診抑制マインド(公社)日本薬剤師会が6月に、直近の「新型コロナウイルス感染症による薬局経営への影響」調査(5月分)を発表しました(図表1/調... ・・・もっと見る
新型コロナウイルス感染症への対応(3)(特別号)
薬局で求められる「セルフメディケーション」機能強化への取り組み
●処方薬の収益落ち込み OTCの需要増が意味するもの「ウェザーリポートの報告等を見ても、2020年の3月頃は、例年に比べて花粉の飛散量が少なかったと報告されていたのだが、今年は特に花粉症市販薬の購入を希望する... ・・・もっと見る
新型コロナウイルス感染症への対応(2)(特別号)
”受診控え”による医療機関の患者数激減が薬局経営を直撃!
●5月の来局者数は23%減 深刻な調剤技術料のマイナスメディア報道によると、日本薬剤師会は2020年2~4月に全国の52薬局を対象にサンプル調査を実施したところ2019年4月と比較し平均して処方箋受付回数は23%の減少... ・・・もっと見る
新型コロナウイルス感染症への対応(1)(特別号)
PCR検査の薬局薬剤師へのタスク・シフティング
●脆弱なわが国のPCR検査体制 他の医療職への業務移管を検討新聞・TV等のマスメディアでは新型コロナウイルスへの感染を調べるPCR検査の件数が、現在に至って増えないこと。その理由を国民に十分に説明しない政府や... ・・・もっと見る
2020年診療報酬改定(番外編)~ 新型コロナウイルスとオンライン診療
新型コロナウイルスの蔓延で初診オンライン診療容認へ
新型コロナウイルスの蔓延は、日本でも諸外国にもひけを取らない拡散を見せています。4月7日には、7都府県に対し、緊急事態宣言を発出。感染拡大、医療崩壊を防ぐべく様々な策が講じられています。政府の規制改革推... ・・・もっと見る
2020年診療報酬改定(2)
薬局薬剤師の「在宅がん患者へのケア」を評価する「特定薬剤管理指導料2」の新設
●「連携充実加算」算定医療機関の患者に限定した新機軸導入前回の掲載で「薬剤服用歴管理指導料」の加算で、「抗がん剤投与(注射)された患者に対する保険薬局での高度薬学的管理・指導」を評価した「特定薬剤管理... ・・・もっと見る
2020年度診療報酬改定(1)
調剤報酬改定の主役に躍り出た「薬剤服用歴管理指導料」
●エビデンスが乏しい中、新設したオンライン服薬指導・2つの調剤報酬4月から解禁されるオンライン服薬指導運用のプロセスで、ビデオ通話等、必要なハード・ソフト面の充実のための設備投資、患者宅への薬剤の配送費... ・・・もっと見る
2020年4月に実施される調剤報酬改定の行方(3)
「対面」診療の患者を前提に「外来」「在宅」オンライン服薬指導料新設
●12月20日の中医協でオンライン服薬指導の内容固まる今回は前回に引き続き、2020年度調剤報酬改定で予想される「対物から対人」業務へのシフトについて言及させて頂く予定でしたが、2019年12月20日の中医協で「横断... ・・・もっと見る
2020年4月に実施される調剤報酬改定の行方(2)
「対物」業務から「対人」業務へのシフトと、予想される新機軸導入
●調剤医療費全体のパイを縮減する一方で、「薬学管理料」拡充の流れ2019年12月4日に開催された中医協(中央社会保険医療協議会)総会では、2020年度調剤報酬改定に係る第3回目の議論が実施され、厚生労働省から医療... ・・・もっと見る
2020年4月に実施される調剤報酬改定の行方(1)
可能性が高い「地域支援体制加算」の要件見直し
●長期投与の「調剤料」見直しと「医療機関・薬局薬剤師」の役割を明確に整理2019年10月30日現在までに中央社会保険医療協議会(中医協)では、2回にわたり、調剤薬局の診療報酬に係る議論が行われてきました。現状で... ・・・もっと見る