調剤薬局最前線
次回調剤報酬改定に向けて
実質プラスは僅か0.08%、「適正化」を除くと新機軸に乏しい調剤報酬改定
■1月14日、中医協に諮問・診療報酬改定率が決定2022年1月14日、21年12月22日の予算大臣折衝を踏まえて、厚生労働大臣から中央社会保険医療協議会(中医協)会長への諮問が行なわれ、令和4年度診療報酬改定「本体」の... ・・・もっと見る
次回2022年度調剤報酬改定に向けて
薬局の「対物」から「対人」業務への転換(II)
持参薬管理を薬局に移行し、医療機関の負担を軽減 医療機関から保険薬局へのタスク・シフティング前回2020年度診療報酬改定では、薬局における対人業務の評価が大幅に拡充されました。具体的には「吸入薬指導... ・・・もっと見る
次回2022年度調剤報酬改定に向けて
薬局の「対物」から「対人」業務への転換(I)
薬剤師の資質向上のために 対物業務の効率化・省力化を推進厚生労働省が2015年に策定し、公表した「患者のための薬局ビジョン」(以下、同ビジョンに略)では、「かかりつけ薬剤師」としての役割の発揮に向けて、「... ・・・もっと見る
グローバリズムとは対極にある「地域密着」型薬局の取り組み(4)
「コミュニティーファーマシー」の“あるべき姿”を体現
薬剤師が希望する領域の学習機会を与える岡山県下に14店舗を展開するマスカット薬局グループは、近年在宅医療に力を注ぎ各店舗が医療保険の訪問薬剤管理指導及び、介護保険の居宅療養管理指導を実践。うち3店舗は「... ・・・もっと見る
グローバリズムとは対極にある「地域密着」型薬局の取り組み(3)
新しい時代の薬局経営・SDGsの実践
CSRにより「公正で透明性の高い」薬局経営の実現岡山県内で14店舗を展開する(株)マスカット薬局(高橋正志代表取締役 資本金1,000万円 年商36億円/2019年度)グループは1998年の創業。当初から「岡山県各地域の... ・・・もっと見る
グローバリズムとは対極にある「地域密着」型薬局の取り組み(2)
服薬指導ブース「完全個室化」の副作用とは
連携薬局に求められるプライバシーを配慮した服薬環境新たな薬局認定制度が誕生し、2021年8月より認定の始まった地域連携薬局。筆者は3店舗ある全店舗での認定を目指す某薬局グループの本店を見学させて頂く機会を得... ・・・もっと見る
グローバリズムとは対極にある「地域密着」型薬局の取り組み(1)
地域連携薬局と「家族」経営
医療機関薬剤師との月30回以上の「情報連携」実績2019年12月に交付された薬機法(医薬品医療機器等法)改正で、「地域連携薬局」及び「専門医療機関連携薬局」という2タイプの機能別薬局の名称独占による認定制度が... ・・・もっと見る
2021年度介護報酬改定訪問薬剤師による居宅療養管理指導の改正チェックポイント(下)
近年急増の「施設訪問」。要件厳格化で今後は抑制へと向うか
在宅は医療保険が横ばいの一方、介護保険の件数は顕著な伸び地方の某県で11店舗を運営するM薬局グループは、薬剤師の在宅訪問指導に熱心に取り組んでいる企業。11店舗あるうちの2店舗で既に健康サポート薬局の届出を... ・・・もっと見る
2021年度介護報酬改定訪問薬剤師による居宅療養管理指導の改正チェックポイント(中)
介護支援専門員と薬剤師相互の情報連携を算定要件や運営基準に記載
強調された「社会的処方」というコンセプト前回では介護報酬改定の居宅療養管理指導における、オンライン服薬指導の評価の新設を中心としたトピックスについて紹介させて頂きました。今回はその他の事項も含め保険薬... ・・・もっと見る
2021年度介護報酬改定訪問薬剤師による居宅療養管理指導の改正チェックポイント(上)
薬局薬剤師の居宅療養管理指導を介護保険で評価
厚生労働省の社会保障審議会 介護給付費分科会で全介護事業のサービス単価が決定。2021年4月から新たな介護保険制度が施行されています。介護保険制度改正は一般処方調剤業務を主体とする薬剤師の場合、薬局経営に直... ・・・もっと見る