調剤薬局最前線
「敷地内薬局」220薬局の最新調査から(3)
「敷地内」医療機関との連携と関係性:「診療報酬算定」実績からは高品質の薬物治療を推進
■一極集中ではないが、処方箋集中率は93.1%前回に引き続き、「敷地内」220薬局の最新調査(2023年10月24日~2024年3月15日)結果から、これまで情報の乏しかった「敷地内」の現状について検証します。前回・前々回... ・・・もっと見る
「敷地内薬局」220薬局の最新調査から(2)
「敷地内」専門医療機関連携薬局を拠点とする高度ながん薬物治療薬薬連携推進の可能性
■「がん専門薬剤師」総数の50%が「敷地内」に所属前回に引き続き、「敷地内」220薬局の最新調査(2023年10月24日~2024年3月15日)結果から、これまで情報の乏しかった「敷地内」の現状について検証します。同調査... ・・・もっと見る
「敷地内薬局」220薬局の最新調査から(1)
その体制と「特定薬剤管理指導加算2」算定実績等、高度な薬学的管理機能整備の実際
■3団体の調査協力で“敷地内薬局”業態の現状が可視化「医療機関の敷地内に所在する薬局」(以下、“敷地内薬局”)に関しては、これまで厚生労働省の議論でも“かかりつけ薬剤師・薬局としての機能を持っていない”等、い... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(5)
ハブ薬局は認定薬局の拡充・発展形へと収斂されるか?
■重複する健康S薬局と地域連携薬局の機能厚生労働省「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」で、へき地・離島等も含めた「地域における薬局・薬剤師のあり方」を中心に据えた議論が行われたのは、第3回目の2024... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(4)
オンラインの普及により薬局の地域間格差を要因とする「不都合な真実」
■薬剤配送プラットフォーム不全の一部地方 普及の遅れるオンライン診療「オンライン診療は、医師・看護師等の“働き手”不足に直面し、少子高齢化の進む地方小都市にある当院のような中小病院には、有効なツールにな... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(3)
進化するオンライン診療は過疎地域での医師・薬剤師不足解消のツールに!
■へき地診療所従事の薬剤師は5.7%へき地診療所の目的・設置基準等に関しては「へき地保健医療対策等実施要項」(2022年7月29日・医政局長通知)に規定されていますが、その設置基準では「おおむね半径4㎞の区域内に... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(2)
薬局と訪問看護STが連携し、一体的に実施する薬剤提供体制構築の重要性
■へき地等での「訪問薬局ステーション」整備の提案2023年12月にスタートした厚生労働省「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」は現在・近未来において少子高齢化の進展と、医療・福祉の“担い手”不足が急速に進... ・・・もっと見る
へき地における保険薬局・調剤業務の課題と展望(1)
医療過疎地でのモバイルファーマシー(MP)活用の有効性
■「薬局施設」外で調剤が可能な例外規定とは?2024年元旦に発生した能登半島地震においてモバイル・ファーマシー(MP/災害対策移動薬局車両)が医療チームに帯同。地元の避難所等を巡回し、被災した地域住民に対す... ・・・もっと見る
2024年度 調剤報酬改定 関連レポート
「医療DX推進体制整備加算」・「医療情報取得加算」10月以降の改正ポイント
■マイナ保険証の利用率低迷で来年以降の実績要件は未定医療DX推進を目指し、2024年診療報酬改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」(以下、整備加算)と「医療情報取得加算」(同、取得加算)の報酬体系が2024... ・・・もっと見る
2024年度 調剤報酬改定 「新」敷地内薬局の胎動(IV)
調剤報酬だけに依存しない新しい薬局のビジネスモデルとして屹立?
■突出して高額な「敷地内」の土地・建物賃借料2023年の厚生労働省中医協(中央社会保険医療協議会)の議論(調剤その3)では、敷地内薬局とされる特別調剤基本料(特別基本料に略)算定薬局と、それ以外の調剤基本料... ・・・もっと見る