今月のキーポイント
トップの実行力・職員の熱意で病院が大きく”CHANGE”1
地方民間病院の取り組みに学ぶ例を見ない「創造的経営」の実践とは?
●大阪府立病院機構の5病院は5年計画の改革で赤字解消へ昨年度は2006年・過去最大の診療報酬マイナス改定(-3.16%)がボディブローのように効き始め、医療法人倒産件数は過去10年間で最多の数字を更新した。筆者... ・・・もっと見る
どうなる?診療所経営 注目すべきは有床診療所の動向
機能分化・再編に向けて機能別診療報酬を導入か!
2008年度の診療所の廃止は4941施設、休止は1030施設 厚生労働省より「2008年度医療施設調査」の概況が、このほど発表された。それによると08年10月1日現在の歯科を除く一般診療所(有床・無床含む)の数は9万9083施... ・・・もっと見る
「民間病院主導」による地域医療の冒険
地方小都市に見る広域医療連携のカタチ トップの「情熱」で“顔の見える連携”を実現
二次医療圏外の周辺地域で救急医療の崩壊が勃発 筆者は先日、岡山県真庭市を訪れて、同市に在る特定医療法人緑壮会・金田病院(177床)を取材し、金田道弘理事長にお話を伺う機会を得た。地方都市で医師不足・看護... ・・・もっと見る
公立病院の赤字経営を救う道
慢性的赤字で苦しむ公立病院建て直しは社会医療法人の「経営力」に期待
大阪府内21公立病院の大半が赤字 実質赤字額は1病院平均約21億円 筆者は最近、ある雑誌の仕事で兵庫県内の某公立病院を取材したのだが、この病院は院長の経営手腕により、様々な経営改革に着手。短期間で慢性的赤... ・・・もっと見る
未収金の実態と対策
組織的に未収金を「発生させない」仕組みづくりが肝要 外国人・ホームレス無保険者対策も急務の課題
●生活困窮者と支払い能力があっても支払う「意思のない」患者が拮抗 今年1月の厚生労働省 の発表によると、自営業者や無職の人が加入し市区町村が運営する国民健康保険(国保)で保険料を滞納した世帯が、08年6月1... ・・・もっと見る
社会医療法人病院の現在
公共性・透明性の担保により経営が悪化した公的病院の「救世主」となるか!
●地域医療の存亡に影響する解散時の税制問題が浮上 07年の第五次医療法改正で創設された社会医療法人制度は、08年4月1日以降から都道府県での認定がスタートし、今年4月現在で28都道府県・55法人が承認を受けた。そ... ・・・もっと見る
後期高齢者(長寿)医療制度の存亡(下)
~「上限6000円」でどこまでの医療が可能か?データを示した上で国民目線の議論を~
●外来包括制により慢性期医療のスタンダードを確立さて前回の原稿で仮に政権交代が実現した場合の「後期高齢者医療制度」(長寿医療制度に名称変更を検討)の行く末に関して、中医協のメンバー等、様々な有識者・医... ・・・もっと見る
後期高齢者(長寿)医療制度の存亡(上)
中医協では来年度診療報酬改定に向けて 「後期高齢者医療制度」廃止に向けた議論に着手
中医協では来年度診療報酬改定に向けて「後期高齢者医療制度」廃止に向けた議論に着手 小泉内閣時代に医療制度改革の一環として創設され、昨年4月にスタートした「後期高齢者医療制度」(長寿医療制度に名称変更を... ・・・もっと見る
“開かれた病院づくり”に貢献するボランティアの導入
~患者の心のケアとして注目される傾聴ボランティアの導入~
日本では1962年にアメリカ人医師が病院長を務めていた淀川キリスト教病院で、1人のドクターと3名の美容師によりスタートした奉仕活動が、病院ボランティアの始まりと言われている。その後、時代の変遷を経てボラン... ・・・もっと見る
地域で動き出した医療機関債
社会医療法人制度と金融危機を背景に資金調達手法としての医療機関債に注目2007年の第五次医療法改正の目玉として新設された社会医療法人は、2009年2月現在で30法人・33病院が届出していたが、その後も厳しい条件を... ・・・もっと見る



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