調剤薬局最前線
2018年に向けて調剤薬局の抱える大問題(1)
財務省のやり玉に上がる大手調剤薬局チェーン
薬剤師バブルを招いた責任は国や文科省にある2018年度の診療報酬改定は、予想された通り全体ではマイナス改定となる見通しです。ただ、幾つかのマスコミで報道されたように、医師等医療専門職の技術料等に係る「本体... ・・・もっと見る
「健康サポート薬局」を目指した人事制度・教育システムの改革
薬局独自の認定制度で薬剤師の「働き方改革」
2017年3月に開催された中医協の議論では、2016年の診療報酬改定で新設された「かかりつけ薬剤師指導料・同包括管理料」届出薬局数が、2017年2月段階で2万9,000件に達し、日本の調剤薬局全体(約5万8,000施設)の2分... ・・・もっと見る
「薬局の機能に応じた評価のあり方等の視点」とは?(1)
同時改定で「高度薬学管理」機能を評価する調剤報酬が新設?
厚生労働省・中央社会保険医療協議会(中医協)は8月9日、2018年に控えた診療報酬改定の第一ラウンドの議論を総括した報告書を発表しました。2017年7月に第一ラウンドの議論が終了し、予定では7月から10月中旬とされ... ・・・もっと見る
政策背景の急成長はひと段落 再編含みの第2ステージへ
オーソライズド・ジェネリックも台風の目に
拡大の一途をたどってきたジェネリック医薬品市場だが、成長はひと段落しつつあり、かつ価格競争の激化などでメーカーの業績は厳しさを増している。正念場はこれからといえそうだ。政府の使用促進策の追い風に乗って... ・・・もっと見る
「骨太の方針2017」から見えて来る医薬品・調剤薬局を巡る今後の医療政策の方向性(3)
国民への「支払い意思額」調査の方法
価格設定の高い13品目の費用対効果を試験的に検証前回で少しご紹介しましたが、中医協では2016年より医薬品・医療機器への試行的導入の開始が決定した費用対効果の議論が煮詰められており、第三者による再分析を経て... ・・・もっと見る
「骨太の方針2017」から見えて来る医薬品・調剤薬局を巡る今後の医療政策の方向性(2)
中医協「費用対効果専門部会」での議論
薬の「費用対効果評価」のプロセスで活用される「支払い意思額」調査「骨太の方針2017」で示された今後の薬価政策については、その前提として2016年12月20日に中医協(中央社会保険医療協議会)が発表した「薬価制度... ・・・もっと見る
「骨太の方針2017」から見えてくる医薬品・調剤薬局を巡る今後の医療政策の方向性(1)
「働き方改革」で薬局・薬剤師の勤務環境改善?政府は今年6月2日経済財政諮問会議を開催し、「経済財政運営と改革の基本方針2017」(以下「骨太の方針2017」)を発表しました。この方針は、一般的には「骨太の方針」... ・・・もっと見る
「健康サポート薬局」の胎動と、セルフメディケーション(2)
~調剤薬局独自のアウトリーチ事業を進めよう!
高齢者だけでなく精神障害の方々へのアウトリーチにも薬剤師の積極参加を期待「健康サポート薬局」(以下、同薬局)に係る厚生労働省の資料や日本薬剤師会の「Q&A」資料等を読んでも、同薬局の事務手続きや制度上... ・・・もっと見る
「健康サポート薬局」の胎動と、セルフメディケーション(1)
~コミュニティ薬局としての格付けとマーケット・セグメントの視点から考える
健康保険法ではなく医薬品医療機器法による規定2016年4月より法令上、位置づけられた「健康サポート薬局」については、既に地域薬剤師会等を通じて、薬局現場の薬剤師さん達も多くの情報を入手されていることと思い... ・・・もっと見る
地域貢献のために調剤薬局でも出来ること(3)
~薬局のオヤジ頑張る!「小・中学校生を対象にした認知症サポーター養成講座を開催(下)
子どもやPTAは積極的 後ろ向きの教師の説得に一苦労薬剤師で「街かど薬局」の社長Mさん(65歳)は、地元で世代の近い3人の名士達と共に「認知症サポーターキャラバン」を発足させ、高齢化が顕著に進む地域で、「認... ・・・もっと見る